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ドーン (探査機) : ウィキペディア日本語版
ドーン (探査機)

ドーン (Dawn) とは、アメリカ航空宇宙局 (NASA) が打ち上げた準惑星ケレスおよび小惑星ベスタを目標とする無人探査機で、ディスカバリー計画のミッションの一つである。史上初の、小惑星帯に永久にとどまる人工物となる予定である。Dawnとは、夜明け・あけぼの・暁などを意味している。
== 概要 ==

ドーン・ミッションの目的は、太陽系初期の状態を残していると考えられる、2つの大きな原始的天体を調べることで、太陽系誕生の謎に迫ることである。ケレスとベスタは太陽系の別々の場所で誕生したと考えられており、それによる対照的な違いがいくつも見られる。ケレスはその形成段階において地下水による「冷たく湿った」状態を経験しているとされている。一方ベスタはマントルや核といった内部構造を持ち、また表面にある火山活動の形跡などから「熱く乾いた」状態を経験していると考えられている。スペクトルもケレスがG型、ベスタがV型とまったく異なる。
探査機はデルタIIロケットで打ち上げられ、ディープ・スペース1号で用いられたキセノンイオン・スラスタNSTAR」3基を用いて長期間航行する。
計画はカリフォルニア大学ロサンゼルス校の宇宙科学者クリストファー・T・ラッセルを中心に進められた。NASAのジェット推進研究所 (JPL) はイオンエンジンと飛行システム開発のマネジメントを提供した。ドイツ航空宇宙センターはフレーミングカメラを、イタリア宇宙局はマッピング分光計を、米エネルギー省ロスアラモス国立研究所ガンマ線分光計を提供した。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドーン (探査機)」の詳細全文を読む



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